TOPページ突発性難聴の予後と改善方法>めまい対処と改善法

はじめに

突発性難聴を患った経験がある方や、現在治療中の方ならめまいがどの程度の割合で 出現するのかご存知かもしれませんね。

実際に三割程度の患者さんに併発すると考えられ、発症前から自覚される方や、軽度に感じる方、或いは立って られないほど酷い回転性めまいを生じる方など様々です。

めまいは耳鳴り程、頻度は高くありませんが、一旦出現すると 日常生活に支障を来たす事になります。

ここでは鍼灸師である自身の経験をもとに時系列で対処の仕方や改善法などについて解説していきます。

突発性難聴発症前のめまいの対処の仕方について

発症する前の前駆症状として軽度のふらつきが現われる場合があります。

歩くときや立ち上がりに少しふらついたり、一瞬めまいがする程度だと、本人も気に留める程ではないかもしれません

しかし、長時間続いたり吐き気やなどを催す場合は、脳中枢の異常も考えられますので、早急に近隣の病院を受診するか、それが不可能なら、早急に救急車を呼ぶ必要があります。

突発性難聴発症直後のめまいの対処の仕方について

発症直後に生じるめまいは、ふらつく程度のものや自律神経症状である吐き気や顔面蒼白などの強く激しい症状を呈する事があります。

激しい回転性めまいが生じたら、救急車を呼ぶか、暗室で横になり治まるのをまって、近隣の耳鼻咽喉科を受診してください。

もし症状が改善されなければ、躊躇せずに救急車を呼んで病院へ運んでもらいましょう。

歩ける場合は耳鼻咽喉科で適切な処置をしてもらい、脳中枢に異常がなければ 抗めまい薬等が処方されます。

しかし、経験からも抗めまい薬は殆んど効き目がありませんので、自宅に戻り休息することが大切です。

急性期の場合はどんな治療をしても殆んど改善されることがありませんので、部屋を暗くして静かな場所で横に なっているか就寝するのが最適な方法です。

その後対処

おそらく、発症後から数週間でめまいは消失もしくは軽減するはずです。

酷い例では3~4週間は真っ直ぐ歩くこともままなりませんが、次第に回復してきますので心配は いりません。
但し、重症の場合は半年以上経過しても動作時のふらつきが抜けきらない方もいらっしゃいます。

一部の例外的な患者さんを省いて完治もしくは改善していきますが、それまでに期間を要します。

朝起きるとスッキリ改善されていたと言うことはありませんが、徐々に改善していきますので、一向に治らないじゃ ないかと焦る事無く、自然に治ると考えられたほう良いと思います。

ごくまれにですが半年から数年経過してもふらつきだけが残る例では、ヘルペスの活性化も疑われますので、それを専門と している医師や病院への受診が不可欠となります。

自宅での改善点

特に注意して頂く必要があるのが飲酒です。

少しくらいは、、と大丈夫ではないかと思われるかもしれませんが、経験上、非常によくありませんので極力 控えましょう。

その他、パソコンなどディスプレイの前で長時間作業することも控えなければなりません。

お仕事の都合などでどうしても避けられない場合は仕方ありませんが、ご自宅に戻ってからは控える必要があります。

めまいだけでなく耳鳴りが残っている場合はなお更です。

長時間、集中して目を酷使すると、知らず知らずのうちに神経が高ぶってきますので、パソコン作業をする場合は 短時間ですませる必要があります。

寝不足も、お酒とおなじくらいよくありませんので、夜更かしなど避け 当面は規則正しい生活を守る必要があります。

外出先での注意点

一旦外出すれば極力、頭部に振動が伝わらないようにする必要がります。

お仕事の都合などで、早朝、電車やバス通勤は大変混雑しているだけでなく、急いで おられるサラリーマンやOLさんに紛れて行動するのはよくないので、込み合う時間帯を避けることが大切です。
また、出来るだけ階段の上り下りは避けてエスカレーターやエレベーターを使用する必要があると言えます。

階段や通路など手すりがある場合は、その近くをなるべく歩きましょう。