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はじめに

この病気をを患った方は病院以外では第一選択となってきているのが鍼灸と言えます。

鍼治療

東洋医学の手法が広く浸透してきた背景には、この病気の患者数の増加も一因ではありますが、人体にやさしく、副作用のない効果的な手法であると社会的にも認知されてきたからであります。

施術効果や有効性についても高い評価の鍼灸

どの程度の効果があるかはさておき、突発性難聴に対して、各鍼灸整体院で多く執り行なわれています。

実際、失った聴力に対してどれほど効果があったのかについてエビデンスをもって証明することは 、現在も今後も不可能であるのが実情であると言はざるをえません。

例えば、鍼灸を施す群と、全く何にもしないで自然治癒する群を比較検討する事自体が不可能であります。

これは西洋医学の治療においても同様で、自然に治る可能性があるので何もしないで経過を観察することは人道上不可能であることはご理解頂けるかと思います。

効果があるか、ないかの判断は最終的に患者様側の判断となりますが、損傷した内耳の状態、年齢や、発症してからの期間など個人差もあり一元的ではありません。

その効果は、自律神経系、ホルモン分泌、免疫系に作用する気序が広く認知されています。

それは、内耳動脈につながる血流の改善、あるいは頚部から頭部をつなぐ筋系を弛緩させ改善する働き、そして自律神経のバランスを正常に戻す働きなどがあるとされます。このことからも急性の難聴に対し効力がある事が窺えます。

但し、聴力を消失して1ヶ月程度経過した例では、効き目はほぼないと考えられます。

病院での治療と同様に、早期から開始する事がカギを握ります。
また、ステロイドを初め、薬物治療に注意が必要な疾患を患っている患者さんや、 妊婦さんなど投薬はどうしても不向きである諸事情においては、第一の選択肢となるのは間違えないと考えられます。

ネツトなどを拝見していると、数ヶ月以上経過した例でも聴力を取り戻せるような謳い文句を見かけることがありますが、実際にそこまで効果があるかどうかは非常に疑問です。

安全面や安全性についても確かな鍼灸

この病気を患った人の中には西洋医学の薬は体質に合わない、あるいはどうしても薬を飲みたくないなどにおいては、副作用のない鍼灸が最適であります。

それは自然免疫力を引き出し自律神経のバランスを整える東洋医学の思想が根本となっているからです。

患者さんにとって最も不安になるのが、効果云々前に、鍼に対する事故がないかどうかです。それはごく自然な事であり、どんな所に刺すののだろうか? 痛くないの?どんな人が治療をするのだろか?感染症とか後遺症とか、大丈夫なんだろうか?など 色々と不安もつきないかと思われます。
以前にも新聞紙上で鍼に関する事故を目にしたけど、ほんとに大丈夫なのかな? 安全面に対して、より過敏になられているかとも思われますが、WHOや政府からも認められ、国家試験に合格したものが施術を担当しております。

患者さんに使用する鍼に関しては現在では使い捨てのディスポーザブルが主流となっておりますので、感染症なども心配はありません。
また、よほどの荒っぽい手技や経験不足でもない限り、施術自体で、難聴の程度が酷くなることや、後遺症が残ることもありませんし考えられません。

小さな内出血を起すことはあっても数日から数週間で治癒します。

安全面だけでなく衛生面でも最新の注意を払っていますので、手指消毒や治療箇所に対するアルコール消毒は普通に行われていると考えられます。

もし疑問がある場合は、施術を受けられる鍼灸院にたずねましょう。

受診される鍼灸院での鍼治療は、その施術所の方針や得意にしている分野がありますので、ご自身に応じた方法を選びましょう。